⛩その75 「官」についての雑感
この数日は、「官」という文字や事柄を敏感にキャッチしてしまいます。
朝刊のトップ記事には、総務省幹部らの接待問題が取り上げられていますし
天声人語には、かつて京都大学の総長が卒業生に
『ただ酒を飲むな』という言葉を贈ったと書かれています。
次に新聞折り込みチラシに目を通すと、ドラックストア3社が同時にチラシを入れています。
チラシを眺めていると、ついつい気になったのがコレです。
四柱推命を知っている方は『正官』という通変星をご存じですよね。
で、この薬の商品名がなぜ『正官庄』なのか気になったので、ググってみました。
まさに(正)、国の(官)、製品(庄)という意味があるそうです。
1940年代に入って高麗人参のブームによって民間で作られた粗悪な高麗人参が増加した為
韓国政府が直轄する工場で製造した信頼できる製品として差別化するために誕生したそうで
す。
四柱推命という占いで、吉凶をみるとき
一般的には「官」星が巡ってくる時が吉と言われていますが、
これには中国の文化的な背景があります。
当時の中国の完璧な官僚社会の中で、何が一番必要だったかと言えば
”上司に媚びへつらう”、”服従する” ことです、だから出世するのです。
「官」の運気が巡ってきた時、自分のエネルギーも『服従したい』に向かうので
責任を全うし堅実に努力できる年なので、実力がアップし信頼と信用を得るので
『吉』と判断するのです。
逆に、不正を見抜き批判する人は抹殺される社会だったことを思うと
風の時代に突入した現代においては、四柱推命の吉凶の捉え方
「官」の捉え方も随分変化していくと思います。
人事院が発表した、2000年度以降の国家公務員キャリア試験の東大卒合格者数の比率が
年々減少しているのも頷けます。
これからの時代を生き抜くために必要なこと。
吉凶の判断も、逆転の発想が必要です。
「官」について色々考えていたら、塩こん部長さんが目にとまりました。(*^^*)
この部長さんも、次の世代の方に何を伝え何を思うのか・・・・
今日も読んで頂き、ありがとうございました。
感謝
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