⛩その76 非日常が人を成長させる
先日、娘婿が仕事で家を空けるので 孫のお世話に来て欲しいとの要請があり
2泊3日でお手伝いに行ってきました。
0歳と2歳児の2人を、リビングの狭いスペースで遊ばせるのは結構大変です。💦💦
(子育てってこんなに大変だったっけ、体力いるよね~💦 心の声)
お兄ちゃんがミニカーで遊んでいると、0歳児の弟が興味深々で
ずりばいしながら手を伸ばしてきます。
2歳児のお兄ちゃんは、ミニカーを弟に触られたくないので
身体全体を駆使して触られまいと阻止します。😣
それでも弟は手を伸ばしてくるので、遂にお兄ちゃんは弟に馬乗りになり
乱暴に弟を抑え込みます。
しばらく2人の様子を見守っていましたが、さすがに危険な状況になったので
0歳児の弟を抱きかかえました。
弟の両脇を支えて、歩かせるフリをしながらお兄ちゃんに声をかけました。
私(弟の声のつもりで):『お兄ちゃん、ぼくにもミニカー見せてよ~。』
兄(上の孫):『いやだ~。〇〇君のオモチャはこっち。』
私(弟の声のつもりで):『テク・テク・テク(歩く動作の真似をしながら)、僕にも貸してよ~。』
こんなやり取りを続けていると、弟の歩く姿(真似)がお兄ちゃんのツボにハマったようで
ケラケラと笑い出しました。
弟の方も兄の笑いに誘われたのか、自分が歩いている感覚が楽しくなってきたようです。♪♪
まあこんな感じで過ごし、3日目の夜を迎えました。
娘婿が出張から帰ってきました。
お父さんが帰ってくると、上の孫はハイテンションでお父さんに抱きつきます。
ひと段落して、娘婿がリビングに腰を下ろすと次は0歳児の弟がずりばいしながら
お父さんに抱っこして欲しくて身体をよじ登ろうとしています。
ほのぼのとした光景に、目を細めながら
私:『お父さんが帰ってきて嬉しいね~。』と孫たちに声をかけました。
いつもの事かと思っていたら、0歳児の弟がこんな仕草を見せたのは初めてとのこと。
どうやら人見知りが強くなってきた頃から、お父さんを見ると嫌がって泣いたりして
お父さんを受け付けない状況が続いていたようです。
でも、いつもと違うメンバー(私=お祖母ちゃん)と数日間過ごしたことで
お父さんの事が恋しくなったのかもしれません。
それと、歩く真似をさせた事で "立ち上がるという動作" の面白さも発見したようです。
お父さんに抱きつく為に、立つような感じで足を使って一生懸命お父さんの身体によじ登ろ
うとするのです。
娘婿:『わあ、なんかこうしてくれると可愛いな~。♪♪ ハイハイする前につかまり立ちしそう。なんか急に成長したような感じ~。』
娘婿も思わず笑みがこぼれます。
そういえば、上の孫の時も私がお世話に行った日に『初めて〇〇した~♪♪』という事が
多かったのですが、たまたま偶然だと思っていたのですが
今回の出来事で確信したことがあります。
いつもとは違う人が加わったことで、普段やらない・させない仕草や動きをさせたり
場の空気が変ることが刺激になり、急に新しいことが出来るようになるのだと。
だから、これまで何度も『初めて〇〇出来た~。』という場面に出くわしてきたのだと
気づいたのです。💡 (お祖母ちゃん冥利に尽きます(*^^*))
これって、こどもに限らず大人にも当てはまることですよね。
非日常が刺激を与えてくれて、突然良いアイデアが浮かんだり
また逆に、”日常の有難さ”に改めて気づいたり。
孫のお世話を通じて、普段とは違うことを敢えてやってみることの大切さを
教えられました。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
感謝
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