⛩その126 レトロすぎる日

こんにちは。


🌺占い師の笑実です🌺

朝から ”ザ・昭和”といった雰囲気の病院へ特定健診に行ってきました。


以前から知っていた病院ですが、表から見た感じだと


やっているのかどうか分からないくらいの病院です。


”最も通いやすい場所”というのが選択した1番の理由です。


空いている病院の方がコロナに感染するリスクも低いだろうし。


という訳で午前9時過ぎに病院に到着しました。



扉を開けて中に入るとレトロ感が半端ない空間です。


古いけど、とても清潔感溢れています。


スリッパを履いて診察受付に進むと、受付窓口の木枠窓は閉まったままで


奥の方で掃除機をかけている音が院内に響いていました。


診察室の扉が少し開いていたので、恐る恐る中を覗いてみると


80歳代後半か90歳近くに見える老人(男性)が、普段着のまま椅子に足を伸ばして


座っているのが見えました。


大丈夫なのかと、だんだん不安になってきます。( ;∀;)


私:『おはようございます、お願いします。』


と声をかけたのですが、聞こえていない様子です。


もう一度大声で声をかけると、ようやく男性が気づいてくれました。


男性の横に白衣がひっかけられています。


(この人が医師なのか??)


男性に保険証と特定健診の受診券を渡し、待合室で待っていると


ようやく奥で掃除機をかけていた看護師さんが受付に来られました。


看護師さんも見た目は60歳代後半か、70歳くらいの方です。


看護師さんがさっきの男性に『先生』と声をかけられたので


ようやく男性がこの病院の医師だと判明。


耳も少し遠いようで、先ほどから看護師さんが大きな声で


先生に指示を仰いでいるのですが、すぐには通じない様子です。(不安・不安・・・)



子供の頃に見た、ドリフターズの志村けんのコントそのもの( ;∀;)


わわわっ( ;∀;) 大丈夫なのか??



まずは尿検査という事で、紙コップを受け取りトイレを使用したのですが


手洗いには、昔ながらの固形石鹸と家庭用のハンドタオルが用意されています。


なんとレトロな!!


ようやく診察室へと通されると、今度は白衣を着たさっきの男性医師が


仕事モードに切り替わって座られていました。


腹囲測定の後『身長を測るので、こちらへどうぞ~』と案内されたのですが


測定機器のようなものが見当たらず、何処で測定するの???と思っていると


『スリッパを脱いで、ここに立って。』と柱の前に案内されました。



柱にメジャーが取付られていて、医師が20㎝くらいの定規を私の頭に直角に乗せたのです!!


え~っ!!今時こんな家庭で子供の背丈を測るような方法で~( ;∀;)



レトロが過ぎるやろ~( ;∀;)



案の定、測定結果は昨年に比べて3㎝以上縮んでいるという結果に!!


私:『昨年は〇〇㎝だったんですけど。』


思わず看護師さんに告げると


看護師さん:『年齢と共に縮むからね~。』とにこやかに答えられます。


心の声:(いやいや、測り方の問題ですよね~)


続いて胸の音を確認し、血液検査になりました。


心の声:(まさか、90歳くらいに見える男性医師が採取するの?手が震えないかな、大丈夫??

     どうか、看護師さんであってくれ~。)


心の声もむなしく、男性医師が血液採取の準備に取りかかりました。


医師:『手を握ってください、痛かったらすみません。』


採取する前から詫びられるなんて、大丈夫なの~あわわっΣ(・□・;)


まな板の鯉状態です。


でも想像よりはスムーズに採血して頂き、ホッっと一息ついたのでした。


採血後の手を見ると、脱脂綿にバツ印のテープ止めがされていました。


わあ~やっぱりレトロ!!!


1週間後に結果が出るそうです。



待合室で待っているとき、昭和感が半端なくて


自分が赤ちゃんの頃に連れて行かれた病院の様な


タイムマシーンで飛んできたような、とても不思議な感覚になりました。


不安も半端なかったけど、面白い経験でした。




では、今日も素敵な1日をお過ごしください。


感謝




















































笑実の見えない世界 不思議体験

キャリアを捨て、占い師への道を歩み始めた第二人生。ゆるやかな日常生活に起きる、目に見えない不思議な体験を綴っています。

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