⛩その94 高校時代の不思議で切ない話

こんにちは。


🌸占い師の笑実です🌸


今読んでいる本に、”高校時代に亡くなった友達” の話が書かれていました。


これを読んでいて、地元中学から同じ高校へ進学した同級生A君の事を思い出しました。


今日は、その時の不思議な体験を綴ります。



ある朝のことでした。


いつも通っている電車で、中学時代に同じ塾に通い、同じ高校に進学した同級生Bさんと

バッタリ会ったので、楽しく会話をしていたのです。


Bさんとの会話の中で、A君の話になりました。


A君は同じ中学の出身なのですが、中学生時代はクラスも違っていましたし


同じ高校に通っているとはいえ、3年以上会話をしたことがありませんでした。


でもBさんは、A君とクラスが同じだった関係でよく話をする仲だったようです。


私が同じ中学の出身という事もあって、A君の話題になりました。



そんな時です。


次の駅に停車し、電車の扉が開くと目の前に噂をしていたA君が現れたのです。


『噂をすれば影や~!』大声でBさんと2人同時に言ったのを覚えています。


キョトンとしているA君に、今ちょうど噂をしていたところだと説明しました。


その後はA君も交えて、高校の最寄り駅まで3人で会話を楽しみました。


その日の夕方、小学校6年生の時にA君が我が家に遊びにきたことがあったので


母にも久しぶりにA君と話したことを家でも伝えていました。


その数日後のことです。


中学時代の友人から、家に電話がかかってきました。


その電話の内容は、A君の訃報でした。


盲腸を拗らせ、容体が急変し亡くなったとのことでした。


信じられませんでした。


つい先日、電車でバッタリ会って数年ぶりに話をしたばかりなのに....


母にもその事を伝えると、数日前にA君の話をした直後だったこともあり


母も同時にショックを受けていました。



お別れが近づいていたから、偶然を装って最後の会話をしたのかもしれません。



その2年後、さらに不可解な訃報が届きました。


A君の親友だった、C君の訃報でした。


C君も同じ高校に通っていた、同じ中学出身の同級生です。


大学1回生の時、C君のお母さんが病気で亡くなられたと噂で聞いていたのですが


お母さん子だったC君が、後追い自殺をしたという内容でした。


C君とA君は親友だったので、親友と母を次々に失ったショックから


精神的にまいっていたのではないかとの事でした。


切なく悲しい、少し不思議な思い出です。


暗い話になってしまいました。




今日も読んで頂きありがとうございました。


感謝

笑実の見えない世界 不思議体験

キャリアを捨て、占い師への道を歩み始めた第二人生。ゆるやかな日常生活に起きる、目に見えない不思議な体験を綴っています。

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